AVENGERS ②

今回は内容についての感想です。


ネタばれを多く含みますので、注意してください!!!!!!!!!!!!!!!!!!














では。

この映画、ロキと、チタウリと呼ばれる宇宙生物のリーダーとの交渉シーンからスタートします。
この交渉は確かコズミックキューブと引き換えにチタウリの軍を地球に送らせるというものだったような気がします。
ロキはマイティ・ソーのラストで宇宙に散って行ったんですが、流れ着いた先がチタウリが棲家としている星だったようです。
このチタウリのリーダー、終盤にかなりの大役を任されているのですがそれについてはまた今度。

と、こんなシーンから始まるんですが、要するに「アベンジャーズ」って「マイティ・ソー」の延長みたいなものなんですよね。
(義理の)兄の好きなミッドガルド(地球)を破壊するためにデストロイヤーを送って失敗、じゃあ次はチタウリだ、って言う。
まあつまるところ、ソーがアズガルドから追放されなければロキが襲ってくることも無いしアベンジャーズも結成されなかった訳です。


そして場面は一転、シールド基地にて研究が進められていたコズミックキューブが暴走し始め、制御不能になったという話を聞き現場に赴くヘリが画面に映ります。
そこからニック長官が降り立つシーンのアングルが最高にカッコいいです。なんか「始まった感」が凄かったです。

ニックの初登場は「アイアンマン」のクレジット後。その後シリーズに度々登場し、トニーに「アベンジャーズ計画」について話し、ブラック・ウィドウにスターク・インダストリーをスパイさせ、コールソンにムジョルニアを探しに行かせ、Dr.セルヴィグをキューブの研究に勧誘し、蘇ったキャップに話しをし・・・
つまりはずっと端役ったんです。単品で見た人は「誰あの眼帯の黒人」くらいの印象しか残せてませんでした。

それがやっと活躍の場を得たわけなので、期待からただの登場シーンなのにかなりかっこよく感じてしまいました。

そしてこの後、突如ワームホールが開きロキ登場。セルヴィグとホークアゐを洗脳し連れ帰りました。
それを追うときに初めて目にしたニックのアクションシーン

なんか感動しましたね。「あのニックが戦ってる!」って。
まあ残念なことにニックのちゃんとしたアクションシーンは、これだけなんですけどねw

そしてそして、追跡に失敗した彼がコムリンクに「アベンジャーズ計画を実行する」みたいなニュアンスのことを言い、観客のテンションがMAX担っているときにタイトルロゴが!
それにあわせてアラン・シルベストリ作のMainTitleが!

こんなアガるアバンタイトルは本当に久しぶりでした。
もうこの時点でお腹いっぱいでしたよw


ここからは転がるようにカッコいいシーンが連続します。

ブラック・ウィドウはブルース・バナーを連れて来、コールソンはトニー・スタークを連れて来、ニックはキャップを連れて来ます。

そんなことしてる間に地上にロキ登場!
まだメンバーがそろってないので、キャップは単身ロキに挑みます!

洗脳でも何でもできる神様と、ちょっと強くて硬い盾を持った元兵士が互角に戦うというのはいささか不自然ですが、カッコいいのでオールOK。
まあもちろんキャップが押されるんですけどね。キャップピンチ!

そこでなぜかAC/DCの「スリルに一撃」のリフが流れます。これはもしやと思ったら案の定、鉄男が降って来ました!!

「アイアンマン(08)」の時からずっと思ってたんですが、この、鉄男が着地するときの「ゴッ」ていう効果音がとてつもなくカッコいいんです。
鉄男と兵士は何とか神を捕らえ、シールドのジェット機に連れ込みます。

ジェットの中、雷がなるたびに怯えるロキにキャップが「雷が怖いのか」といい、「雷の後がな」と答える。
そのとたん、先述の「ゴッ」みたいな音がジェットに響き渡る。ソーがロキを連れ戻しに来たんですよ。

ソーはロキを説得するため、彼を奪い山奥へ、アイアンマンはロキを取り戻すため山奥へ、キャップはアイアンマンを追うため山奥へ。
そこで対峙する3人!!!

戦うだけ戦った3人は、決着が付かない事が分かり、満足した様子でジェットへ帰っていった。

そんなことをしてる間に、ブルースバナーが基地に到着。
そしてロキはシールドエージェントに捕らえられる。
そしてホークアイがキューブの安定化を可能にするイリジウムを盗ってましたとさ。

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